太陽に愛させて農場フォレストファーム農業生産法人

皆様にいつでも新鮮な野菜を届けられるよう最新鋭の設備を駆使して日々努力しています。

代表挨拶

代表インタビュー

代表取締役林 亮輔

言い訳せず真面目に取り組む

各務原市鵜沼地区でニンジン5㌶、ダイコン1㌶を手がける農業生産法人
(株)フォレストファームの代表を務める林亮輔さん。
両親と従業員やパートさんと一緒に、この地域では有数の生産団体として活 躍する林さんにお話を伺いました。

農業を始めたきっかけは何ですか?

農業を始めたのは28歳の時。
父親は1.5㌶ほどのニンジン生産農家で、地元では「ニンジンといえばうちの
父」といわれるほどでしたが、ボクはデザイン系の大学を経てデザイン会社に
就職しました。しかし組織の中で納得がいかず、飲食の道に進もうと23歳から
1年間、専門学校に通いました。
24歳の時、自分のカフェをオープン。店のインテリアやPOP、メニュー表など
は自分でデザインしました。3年ほど店を営みましたが、父親の体調が悪くなり
初めて真剣に、父親から農業の話を聞きました。もともとニンジンの収穫時に
は手伝いをしていたこともあり、父の話を聞いて農業の持つ可能性を感じ、一
念発起。農業の道に進むことを決意しました。

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農業経営で大変なことはありますか?

今の会社を立ち上げたのは昨年8月で、ようやく1年が過ぎたところです。立ち
上げるまでは、法務局に足繁く通いました。法人として登記が終わりましたが
経営をうまくやっていくには利益を出さないといけない。家計と会社の収益
をきちんと分けるため、税理士の先生と相談しながら帳簿をつけ、目標とする
数字をきちんと出しています。収益を上げるために年間の栽培計画を立て、
地図を活用して効率よい作業を心がけています。
現在は栽培面積5㌶(平成29年現在)でニンジンを栽培しています。

農業の魅力は何ですか?

農業には残業という考えがなく、自分で好きな時間に設定できます。冬は日が
暮れれば終わりだし、収穫の時期が終われば長い休みも取れます。そうして仕
事とプライベートをきっちり分け、毎日が充実しています。収益を上げようと
思えば、いっぱい作っていっぱい売ればいい。やればやるほど収入が増えると
いうのは商売の基本でもあり、分かりやすい。「天候が悪いから」というのは
言い訳にならない。「言い訳せず、真面目に」をモットーに取り組んでいます。

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セールスポイントは何ですか?

うちは「ぎふクリーン農業」にのっとり、真面目に言われたとおりに、にんじん
を作っているだけです。商品に対する愛着を持ち、決して手を抜きません。オリジナリティーはないけれど、その分も手をかけ、他の人に負けない高品質なものをたくさん作っています。面積が多くてもひたすら良いものを作り、秀品・A品
率を上げて利益を増やす。製造業に近い感じです。そうして早いうちに若い人材を育て、会社としての基盤を築いていこうと思います。

今はまだ企画段階で、口には出せませんが、6次産業化にも取り組んでいます。ホームページの作成も自分たちでデザインしています。僕の職歴はバラバラのように見えますが、デザイン会社での経験はカフェのインテリア等のデザインに、カフェの料理(食)の経験は農業に、そして農業では販売のターゲット選定やコンセプト設計が活きています。無駄な経験はなかったと思います。

今後はどのような展開を考えていますか?

基本的には経営規模の拡大と若手の育成に力を入れていく予定です。新たな6次産業化や2次・3次産業にも乗り出し、経営の多角化をめざします。いずれは地域、各務原市のニンジン生産を背負っていくつもりで、生産をやめる人がいたら、うちで受けられるぐらいになりたいと思っています。

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